Yuichi Murata's Engineering Blog

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生産性を最大化し時間に遅れなくなる超シンプルなアプローチ

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プライベートな空間で生産性があがるタイプ

皆様リモートワークはお好きだろうか。これは人それぞれかと思う。自分はプライベートな空間のほうが集中できるタイプである。であるから、リモートワークは自分にとってタスクを遂行するには理想的な環境である。

問題は時たま集中しすぎて時間が経つのを忘れてしまうことだ。あまりにタスクに集中し、そのタスクにどれだけの時間を費やしたのかを気づけなくなってしまう。他にやることがあるのに特定のタスクに集中しすぎてしまうのだ。そしてもう一つ、より深刻な問題がある。アポイントメントを見落としてしまうのだ (大抵はオンライン会議だ)。タスクの実行に当たっては集中し生産的でありたいが、約束の見落としはいただけない。この課題を解決するいくつかのアプローチを試してみたのだが、とてもシンプルで効果的な解決方法を見つけたので紹介させてほしい。

超シンプルな解決策

それは、自分のスマホにサイレントアラームを以下のようにセットするものだ。アラームは 30 分毎に 1 分だけずらしてセットする。

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これはバカバカしいほどに単純な解決策だが、驚くことに時間の使い方にいくつもの効果が見られた。

時間に遅れるのを防ぐ

アラームが一分前に時間を知らせてくれる。これで、どれだけタスクに集中していたとしても時間を逃すことはなくなった。アラームは停止するまで鳴り続けてくれるので、見落としもない。

良きミーティング進行役になる

オンライン会議は簡単に延長戦に突入しがちだ。物理的な会議室と違って、次の会議予定者がプレッシャーをかけてくることもない。だれも会議を無理やり終了させてくれない。なので自分が代わりに良き進行役として会議を終了させなければならない。

このアラームはミーティング時間終了一分前を知らせてくれる。アラームをキャッチしたら、自分は簡単にミーティングの概要をサマリ、アクションアイテムを整理し、会議の終了音頭を取り、時間通りに終わらせることができる。

よりタスクにフォーカスできる

ポモドーロ・テクニックというものをご存知だろうか?このテクニックはある一定のインターバルで仕事をすることによってより集中力を高めてくれるというものだ。

  • 25 分タスクに集中する
  • 5 分短い休憩を取る

30 分インターバルでセットしたアラームはこのテクニックを実施するのに単純だが効果的である。アラームが鳴ったら、どれだけタスクに集中していたとしても一旦手を止める。そして小休止を取る。 以前はポモドーロ・テクニックのためのインターバルタイマーを使っていたのだが、使うのが難しかった。会議に参加するときにタイマーを止めるのを忘れてしまうのだ。そして会議中にタイマーが鳴り出す。これは全くもって面倒であった。会議が終わりタスクを始めるときにタイマーをスタートするのを忘れてしまうこともあった。事前にセットされた 30 分間隔のアラームはこうした操作が一切必要にならないのだ。

週末に時間を無駄にするのを防ぐ

これらのアラームは週末であっても時間の経過を教えてくれる。テレビを見ていたり、ソファーに寝っ転がったり、SNS を見ていて時間を無駄にした経験がおありだろうか。アラームはこうした無駄にした時間を気づかせてくれる。特定のことに時間を使いすぎていたら、それに気がついて余計な時間を過ごすことをやめることができる。

人生を無駄にしないために時間をコントロールする

このシンプルなアプローチは自分の時間のコントロールを与えてくれた。平日は生産性を最大化し、週末には時間の使い方に気づきを与えてくれる。このちょっとしたチップスがあなたの生活の向上のヒントになると嬉しい。

原文:

yuichi-murata.medium.com